香典と天理教
天理教の葬儀は神葬祭の形式をとっています。 ですがあまり厳密ではなく、天理教の信者でも墓地などの関係で他宗教の形式で葬儀を 営むケースも多くあるのです。基本的に個人の自由に任せています。
天理教にも死後観、霊魂観が存在し、人間の身体は神からの借物なので、 死んだら身体は神に返すものと考えられています。
天理教の葬儀は、悲しみのうちに霊を親神の下にうつし、 残った身体を葬る儀式であると同時に、将来再び新しい身体を借りて、 この世に生まれてくることを願うものと見ることができます。
奏上する【詞】には天理教の教えが現れています。 儀礼の次第は神葬祭の次第と極めて似ています。地方により異なる部分がありますので、 実際には執り行う場合は、管轄の天理教会に確認する必要があります。
おおまかな式の次第は次のようになっているようです。
葬場儀 【葬場祭の儀】に相応します。つまり告別式です。
葬後霊祭 【帰家祭】に相応します。
追悼の儀礼は【霊祭式】と言い、合祀祭、一年祭、五年祭、十年祭となっています。
みたまうつし これは神葬祭の【遷霊祭】に相応するものです。
発葬儀 これは出棺の儀礼です。
天理教の葬儀に出す香典の表書きには【御玉串料】と記します。 現代では【御霊前】としてもかまわないようです。
香典マナー帳